2016年7月11日月曜日

参議院議員選挙後の雑感

参議院議員選挙終わりました。一有権者として傍観していただけですが、今回は思うところがあり、少し書きます。

世間では自公大勝、民進大敗、共産躍進という論調の様子ですが、事前予測と比較すると自民と共産は予測の下限に近く、公明は予測通り、民進は予測の上限に近い結果になっていて、非改選勢力(3年前の選挙)との比較でも自民-11、公明+3、民進+14、共産-2という様子で、世間の評価とは真逆の結果のように見えます。自民の単独過半数も遠い夢と終わってしまいました。
ただ、細かく見ると選挙協力が上手くできればもうちょっと民進・共産が戦えたと思うところもあり、例えば神奈川選挙区は民進と共産が食い合って結局自民(追加公認)が漁夫の利を得るという結果になっていたところもありました。自公が緊密な選挙協力をしていることを考えると今後の課題のように思います。

民進の今後ですが、今回の結果を踏まえて私としては次の点を重視するのがよいのではないかと思います。

  1. 減税、減社保、規制緩和
  2. 農業
  3. 都市問題
  4. 基地問題
  5. 子供
  6. 共産党との協力
今回顕著だったのが、東日本、都市部、沖縄で野党勢力が勝っているということです。都市部と沖縄は分かりますが、東日本は恐らくTPPの問題が影を落としているのではないかと思います。元々農業は自民党が票田としていたところですが、それを失いつつあるということではないでしょうか。民進はこのチャンスをきっちりと掴んでおくべきだと思いました。

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