2013年10月27日日曜日
2013年10月20日日曜日
「かぐや姫」2000ポイント、「国王様」4000ポイント
今見たら、かぐや姫の総合評価ポイントが2000ポイントを超えていました。第105話で1000ポイントを超えて以来の大台です。
最近、停滞気味でしたが、国王様に引っ張られる形でポイントを伸ばし始めてようやく超えたようです。
片や国王様の方ですが、こちらもちょうど4000ポイントを超えたところでした。第10話辺りで2000ポイントを超えてから1ヶ月とちょっとで2倍になったようです。
ポイントが増えるというのは新しい読者の方が増えるということで、読者が増えるということは作者としては純粋に嬉しい事です。
昔からの読者の方も新しい読者の方も、今後共、よろしくお願いします。
最近、停滞気味でしたが、国王様に引っ張られる形でポイントを伸ばし始めてようやく超えたようです。
片や国王様の方ですが、こちらもちょうど4000ポイントを超えたところでした。第10話辺りで2000ポイントを超えてから1ヶ月とちょっとで2倍になったようです。
ポイントが増えるというのは新しい読者の方が増えるということで、読者が増えるということは作者としては純粋に嬉しい事です。
昔からの読者の方も新しい読者の方も、今後共、よろしくお願いします。
2013年10月11日金曜日
人気作の作り方
小説家になろう限定の話です。
国王様が思いの外の評価点をもらうことになって、読者数もコンスタントに1000人を超えているようで、ちょっと驚きつつ、なんでそんなことになったのか考えてみようという企画です。
意外だとは言うものの、読者が増えるような仕掛けをあれこれ考えて書き始めてはいるので、それが奏功したと言うべきなんだとは思います。なので、まずはどんな工夫をしたのかから書き始めてみようかと。
1.タイトル
新着小説一覧やランキングから小説を選ぶときの最大の要素はタイトルだと思います。あらすじとかキーワードとかありますが、画面によっては見えていないこともありますから。
なので、タイトルは小説のタイトルらしくするのを止めて、どういうジャンルの小説なのか分かりやすい、タイトルから中身が想像できるようにしました。
具体的には「異世界」「国王」というキーワードで、異世界に渡って国王になって内政や戦争をするということが分かるようにしました。これはなろうの頻出テンプレなので読者の想像もつきやすいところだと思いました。
後、キャッチーな要素として「※急募※」「年収:1千万円」という言葉と、求人広告を意識したフォーマットでタイトルを目立たせるようにしてみました。
2.あらすじ
あまり重要な要素ではないと思ったので、凝らずにテンプレの展開をそのままあらすじに書きました。
3.キーワード
検索から見つけられることも多いので、15個の欄は全部埋めました。よく検索される単語リストも参考にしました。多分、検索されない単語をキーワードにしても意味ないです。後、タイトルやあらすじに入っている単語をキーワードに入れる必要もないみたいです。
小説の新規読者を増やすために工夫したのはこのくらいでした。多分、特に始めのうちは、中身の良し悪しは新規読者数には直接影響しないと思うんです。
ところで、この時には意識していなかったのですが、潜在読者数は新規読者数にものすごく影響があって、国王様がよかったのはそこがうまく行ったからなのではないかと思っています。
読者は見たことのない目新しい小説を求めているのではなく、見たことのある小説の新しいバリエーションを求めているので、小説の方向性を決めた時点でその小説の読者になりうる人数というのはほとんど決まってしまうと考えて、これを潜在読者数と呼ぶことにしました。
読者数は潜在読者数を超えられないので、新しい小説の方向性を決めるときには潜在読者がたくさんいる方向を選ばないと、読者数という意味で努力が無駄になってしまいます。
後はタイトルやキーワードで方向性を明確にして潜在読者に適切にリーチさせれば、ある程度のトラフィックは稼げるはずです。
初投稿から少し時間が経つと、総合評価のポイントが新規読者数に影響するようになります。ランキングに載る効果もありますが、それよりも累計ポイント数自体を見て読むか読まないかを決めている人が結構いるのだと思います。
新規読者の一定割合はお気に入り登録をしてくれるので、新規読者数が多ければそれだけである程度ポイントが入りますが、中長期的にはその効果は先細ってしまいますから、ここはある程度小説の中身のクオリティが見られているところだと思います。
小説のクオリティについてはここでは触れないことにして、それ以外のところを検討しておこうと思います。
質以外というと、文章量は大事な要素だと思います。私は遅筆なので連載してもなかなか文章量が増えませんが、本当は始めの1万字〜2万字くらいは一気に投稿してしまう方がいいのだと思います。そのぐらいは読まないと小説の良し悪しが分かりづらいので。
逆に文章量が多すぎると、総合評価が多少あっても文字数あたりの平均評価を考えてしまって二の足を踏む人がいそうで難しいです。10万字くらいまでに総合評価をどれだけとれたかが勝負を決めると考えるのが妥当でしょうか。
更新頻度は、特に始めは連日連投で字数を稼ぐほうがいいようですが、そうでなければならないというほどではなさそうです。
中身の面では、タイトルで想起させたテンプレをきっちり踏襲して、読者の期待していないことは書かないというのは鉄則だと思います。これを破ると読者は「違う小説」を開いたと思って、単に去っていくだけだと思います。
でも、これをちゃんと実践するのは意外に難しいです。というのも、読者の期待がどこにあるのか作者からは見えないので、手探りで探すしかないからです。今でも投稿する度にびくびくしています。
と、こんなところでしょうか。
本当のところ、どうすれば人気作になるのかまだ分からないことばかりですが、現時点の私の精一杯がこの辺だったという記録の意味でも、考えていることを書き出してみました。
何かの参考になれば幸いです。
国王様が思いの外の評価点をもらうことになって、読者数もコンスタントに1000人を超えているようで、ちょっと驚きつつ、なんでそんなことになったのか考えてみようという企画です。
意外だとは言うものの、読者が増えるような仕掛けをあれこれ考えて書き始めてはいるので、それが奏功したと言うべきなんだとは思います。なので、まずはどんな工夫をしたのかから書き始めてみようかと。
1.タイトル
新着小説一覧やランキングから小説を選ぶときの最大の要素はタイトルだと思います。あらすじとかキーワードとかありますが、画面によっては見えていないこともありますから。
なので、タイトルは小説のタイトルらしくするのを止めて、どういうジャンルの小説なのか分かりやすい、タイトルから中身が想像できるようにしました。
具体的には「異世界」「国王」というキーワードで、異世界に渡って国王になって内政や戦争をするということが分かるようにしました。これはなろうの頻出テンプレなので読者の想像もつきやすいところだと思いました。
後、キャッチーな要素として「※急募※」「年収:1千万円」という言葉と、求人広告を意識したフォーマットでタイトルを目立たせるようにしてみました。
2.あらすじ
あまり重要な要素ではないと思ったので、凝らずにテンプレの展開をそのままあらすじに書きました。
3.キーワード
検索から見つけられることも多いので、15個の欄は全部埋めました。よく検索される単語リストも参考にしました。多分、検索されない単語をキーワードにしても意味ないです。後、タイトルやあらすじに入っている単語をキーワードに入れる必要もないみたいです。
小説の新規読者を増やすために工夫したのはこのくらいでした。多分、特に始めのうちは、中身の良し悪しは新規読者数には直接影響しないと思うんです。
ところで、この時には意識していなかったのですが、潜在読者数は新規読者数にものすごく影響があって、国王様がよかったのはそこがうまく行ったからなのではないかと思っています。
読者は見たことのない目新しい小説を求めているのではなく、見たことのある小説の新しいバリエーションを求めているので、小説の方向性を決めた時点でその小説の読者になりうる人数というのはほとんど決まってしまうと考えて、これを潜在読者数と呼ぶことにしました。
読者数は潜在読者数を超えられないので、新しい小説の方向性を決めるときには潜在読者がたくさんいる方向を選ばないと、読者数という意味で努力が無駄になってしまいます。
後はタイトルやキーワードで方向性を明確にして潜在読者に適切にリーチさせれば、ある程度のトラフィックは稼げるはずです。
初投稿から少し時間が経つと、総合評価のポイントが新規読者数に影響するようになります。ランキングに載る効果もありますが、それよりも累計ポイント数自体を見て読むか読まないかを決めている人が結構いるのだと思います。
新規読者の一定割合はお気に入り登録をしてくれるので、新規読者数が多ければそれだけである程度ポイントが入りますが、中長期的にはその効果は先細ってしまいますから、ここはある程度小説の中身のクオリティが見られているところだと思います。
小説のクオリティについてはここでは触れないことにして、それ以外のところを検討しておこうと思います。
質以外というと、文章量は大事な要素だと思います。私は遅筆なので連載してもなかなか文章量が増えませんが、本当は始めの1万字〜2万字くらいは一気に投稿してしまう方がいいのだと思います。そのぐらいは読まないと小説の良し悪しが分かりづらいので。
逆に文章量が多すぎると、総合評価が多少あっても文字数あたりの平均評価を考えてしまって二の足を踏む人がいそうで難しいです。10万字くらいまでに総合評価をどれだけとれたかが勝負を決めると考えるのが妥当でしょうか。
更新頻度は、特に始めは連日連投で字数を稼ぐほうがいいようですが、そうでなければならないというほどではなさそうです。
中身の面では、タイトルで想起させたテンプレをきっちり踏襲して、読者の期待していないことは書かないというのは鉄則だと思います。これを破ると読者は「違う小説」を開いたと思って、単に去っていくだけだと思います。
でも、これをちゃんと実践するのは意外に難しいです。というのも、読者の期待がどこにあるのか作者からは見えないので、手探りで探すしかないからです。今でも投稿する度にびくびくしています。
と、こんなところでしょうか。
本当のところ、どうすれば人気作になるのかまだ分からないことばかりですが、現時点の私の精一杯がこの辺だったという記録の意味でも、考えていることを書き出してみました。
何かの参考になれば幸いです。
2013年10月10日木曜日
2013年10月7日月曜日
小説の書き方
某所で話題になっていた小説の書き方を見て、一言言いたくなったので書いてみます。
ちなみにその記事はこれ→http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-711.html
内容は昔からよくあるタイプの議論なのですが、この通りやっても小説は書けないと思います。ソースは私。
思うに、起承転結とかクライマックスとか、そういうストーリーのパターン化って、書く時には、特に慣れない内は邪魔にしかならない気がします。それに、そんな型に当てはまらない話はいくらでもありますよね。
あと、書く前にあれこれ準備するのは話の矛盾が起こりにくくはなりますが、準備なんてどれだけやっても十分になるものではないので、むしろ初めてならなおさら準備なんてしないでいきなり書き始める方がいい気がします。
登場人物の掘り下げも、詳細な設定も、完結する見込みもなくていいですよ。
でも、それじゃあ、書くときの指針は何もないのかというと、そんなことはなくて、次の2つは押さえておいたほうがいいかと。
1.前後のつながり
2.少し先のシーン
前後のつながりは、作者じゃない人間が読んでも話の流れに違和感なくついていけるかという点です。論理的に整合性がとれているかとか、心情的に理解可能か、というところをちゃんと書いていくと、意外に自然と字数が埋まっていきます。会話文なんか特にそう。
少し先のシーンは、ストーリーを進める部分です。前後のつながりだけを意識して自然な会話文を書くのは難しくないのですが、放っておくとどんどん脱線して何を書いているのか分からなくなるので、先のシーンを意識してそれに繋がるように現在のシーンを書くと脱線しなくなります。
多分、小説に最低限必要なのは、この2つだけなんじゃないかと思います。これ以外の要素は小説を面白くするためのあれこれなので、ある程度書けるようになってから考えればいいことのように思いました。
ちなみにその記事はこれ→http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-711.html
内容は昔からよくあるタイプの議論なのですが、この通りやっても小説は書けないと思います。ソースは私。
思うに、起承転結とかクライマックスとか、そういうストーリーのパターン化って、書く時には、特に慣れない内は邪魔にしかならない気がします。それに、そんな型に当てはまらない話はいくらでもありますよね。
あと、書く前にあれこれ準備するのは話の矛盾が起こりにくくはなりますが、準備なんてどれだけやっても十分になるものではないので、むしろ初めてならなおさら準備なんてしないでいきなり書き始める方がいい気がします。
登場人物の掘り下げも、詳細な設定も、完結する見込みもなくていいですよ。
でも、それじゃあ、書くときの指針は何もないのかというと、そんなことはなくて、次の2つは押さえておいたほうがいいかと。
1.前後のつながり
2.少し先のシーン
前後のつながりは、作者じゃない人間が読んでも話の流れに違和感なくついていけるかという点です。論理的に整合性がとれているかとか、心情的に理解可能か、というところをちゃんと書いていくと、意外に自然と字数が埋まっていきます。会話文なんか特にそう。
少し先のシーンは、ストーリーを進める部分です。前後のつながりだけを意識して自然な会話文を書くのは難しくないのですが、放っておくとどんどん脱線して何を書いているのか分からなくなるので、先のシーンを意識してそれに繋がるように現在のシーンを書くと脱線しなくなります。
多分、小説に最低限必要なのは、この2つだけなんじゃないかと思います。これ以外の要素は小説を面白くするためのあれこれなので、ある程度書けるようになってから考えればいいことのように思いました。
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