2013年3月22日金曜日

ラノベ読書週間(5)

これでラスト。


ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

これは売れる。売れた理由が理解できる作品でした。

ミステリ+ラノベという読者ベースの大きそうな2つのジャンルにまたがっている上に、古書のうんちくという本好きに刺さりまくりそうなネタが満載。薄味のラブロマンスまで加わって、最強の布陣と言ってもいいです。

本好きで可愛い(長い黒髪に隠れ巨乳?)の女性が病室から一歩も出ずにシャーロック・ホームズのお兄さんばりの推理を展開する傍ら、筋肉質で柔道の段位を持っているのに小さい頃のトラウマで本が読めないけれど本を読んでみたくて仕方がない男性に恋心を燃やすとか、本好きの女性読者にも受けそうな設定ではないですか。

ミリオンセラーは伊達じゃないですね。

でもこれ、月9で大丈夫なんですかね。本好きに刺さりまくる設定も、本好きじゃない人には何がいいのか分からないということになりそう。月9のドラマ見てる人って別に漱石とか太宰とか特別興味ない気がするんですが。

とにかく、面白かったです。2巻も読みます。


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